今年もオリーブの実が色づく季節がやって来ました。
上の写真はペンドリーノ、下は今年初めて実がついたレッチーノです。
オリーブの病気について
9月初めの大きな台風以降、ずっと雨が続いていて、今年の梅雨より雨がよく降ってるような気がするくらいです。
収穫前に、実が雨に打たれると炭疽病(たんそびょう)になりやすくなるそうで、オリーブの年間管理にも、9月は炭疽病の月と書かれています。
実が1つ炭疽病になるとほかにうつってしまうので、早く見つけて取り除かないといけません。落ちているのを放置するのもダメだそうです。
炭疽病になると実に褐色の斑点ができて、だんだん大きくなっていくようです。
梢枯病というのもこの炭疽病菌が原因なので、早めの対応が大事ですね。
予防に関してはこんな記事がありました。
庭植えで樹齢を重ねると、オリーブアナアキゾウムシや炭そ病が出てくる可能性もありますが、日ごろから株元をきれいにして、間引き剪定を行って蒸れを防ぐことで予防できます。
出典:NHKテレビテキスト趣味の園芸
害虫について
今まで緑色のイモムシと呼んでいたのは、スズメ蛾の幼虫だったようです。
毎年、オリーブの若い葉っぱを盛大に食べていますが、今年の夏はほとんど見ませんでした。気温が高すぎたせいなのでしょうか??
「成虫はミツバチと同じく花から花へと飛び回るので、植物の受粉に大きく貢献している(https://ja.wikipedia.org/wiki/スズメガ科)」
とのことで、今年はゴーヤーがあまりならなかったのも、そのせいもあるのかなと思ったりしてます。蜂も少なかったんですが。
こちらはコガネムシです。わが家ではブドウの葉を食べます。去年は一気に食べつくされてしまいました。
コガネムシは幼虫がクセモノで、根を食害します。去年タッジャスカが被害を受けました。
根を食われてしまったタッジャスカは、一時はだいぶ弱ってたのですが、枝を切り詰めて植え替えたら、今はすっかり元気です。オリーブは強い木だなと改めて思います。
最後は、たぶんハマキムシです。
枝の先の葉っぱが丸まって、触るとベタベタして糸をひいていることがたまにありますが、丸まった葉っぱの中にハマキムシがいます。そういう場合はその部分を切って捨てています。
それ以上の被害は別になかったのですが、3年ほど前、少しですが実を食べられてしまったことがありました。その時も、食われた実を捨てて、それで終わりました。
これからまだ雨が続きそうなので、今年は早めに収穫してしまおうかどうしようか思案中です。