クラーコの旧市街
旧市街は、家の屋根が落ちたり壁が崩れたりしているところもあって、ポンペイを思い出したりしましたが、道はしっかりして整備もされているのかきれいだし、建物自体も元の状態で残っているように見え、地滑りはあまり起こっていないのかなと思いました。
家が密集していて、道は曲がりくねった階段状の坂で、マテーラのサッシを歩いているような気分です。
立ち入らないよう所々フェンスもありますが、あまり無人の村というような雰囲気は感じませんでした。修理をすれば住めるのではないかなぁというような気がしました。
登って行くと立派なお邸も現れて、建物もそんなに傷んでないように見えるし、全体的にそれほど荒んだ感じはしません。
このクラーコの旧市街のような、石造りの家が並ぶ集落を、今までイタリアでいくつも見ました。それらの場所には人が住んでましたが、この、人の住んでいない集落との違いをあまり感じることができず、暑さで頭がぼーっとしてるのかな〜〜と、少し不安な気持ちになってしまいました。
ゴーストタウンというのは、もっと不気味なのかと思って(期待して?)たのですが、予想は裏切られました^^;
しかし、やはり、非日常の世界に圧倒されてたんだと思います。暑さと日差しの強さのせいもあるとは思いますが、クラーコの旧市街では、本当にぼーっとしていました。
今まで行ったいろいろな場所の思い出もなぜか次々とよみがえってきて、そのイメージに邪魔されながら、妙に落ち着かない気持ちで歩いていました。
ファンタスティコ!
もう少し登って行くと、頂上には小さな塔(ノーマンタワー)があります。クラーコを遠くから見ると一番高いところに四角い煙突のようなものがありますが、それです。
遠くからは大きく見えますが、近くで見ると、わりと小さいです。 ↓
フリードリヒ2世 (フェデリーコ2世)の時代、クラーコは軍事戦略上の重要な場所でした。この塔から、カヴォーネ川とアグリ川の間の一帯を見渡すことができます。
この塔からのカランキの景色はまさに絶景、ファンタスティック!でした。 ↓
この絶景を見ながら、トスカーナのオルチャ渓谷をなぜか思い出したんですが、ガイドの方にそれを言うと、何かが似ているようなことをおっしゃってたような気がします^^;;(実は旧市街に入ってから、ガイドの方に説明してもらったことをあまり覚えてないんです(;´Д`A “`)
(参考)ピエンツァから見たオルチャ渓谷↓ (全然違う……(;^ー^)ゞ)
貴族の館
塔への道から横にそれると、貴族の館と教会のある小さな広場に出ます。
↓ グロッシ邸です。
↓ 右の窓から天井のフレスコ画が見えます。
↑ あまりよくわかりませんね^^;
ここから、崩れている建物がよく見えました。
↑ この写真の一番奥に写っている建物は崩れていないように見えます。地盤がしっかりしている部分に立っているのだと思います。
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