ネバディロブランコの実が少し色づいてきました。
ほかのオリーブ(チプレッシーノ、フラントイオ、ペンドリーノ、コロネイキ、ルッカ)はまだまだ明るい緑色のままです。
毎年のことですが、今年もまた、いつ収穫したらいいのかよくわからないまま収穫することになると思います。
オリーブオイルのテイスティングの講習会でや、南イタリアのバジリカータ州のオリーブ農家の人に話を聞いている時、「オリーブの実の表面の色で、収穫に適している時期かどうか判断することはできない」と何度も聞いていて、では何で判断するかというと、実を割ってみて、中身を見るんだそうです。
しかしながら私は、中身を見ても、それがオイルを搾るのにいい感じに熟しているとか、テーブルオリーブにいいとか、さっぱりわからないので、結局、モヤモヤしながらの収穫になってしまいます^^;;
あるオリーブ農家の人に、熟し具合が見た目で判断できない理由を聞いたことがあります。
その年は、9月もまだずっと真夏のような天候が続いてて、毎日暑くて、そうしたらオリーブは緑色から一気に真っ黒に変化してしまったんだそうです。
一帯のオリーブ農家が、もう熟してしまった!と慌てて収穫をしたそうなんですが、中はまだ未熟なままで、表面だけが急に色づいてしまっていたようです。
というようなことがあるので、見た目だけで判断してはいけないということでした。