11月1日に、うちの小さな庭の、今年最後のオリーブの収穫をしました(前回の収穫は10月14日でした)。残っていたのは、ルッカとフラントイオとコロネイキです。
今年の収穫は以下のようになりました。
ネバディロブランコもペンドリーノも、植木鉢で育てているのに、よくこんなに実がなったなと思います(ネバディロブランコは直径30cm、ペンドリーノは直径27cmくらいの鉢に植えてます)。
ネバディロブランコ | 500g |
チプレッシーノ | 233g |
ペンドリーノ | 349g |
ルッカ | 1660g |
フラントイオ | 241g |
コロネイキ | 83g |
ネバディロブランコ
ネバディロブランコは葉も実も虫に食われることなく、実はほぼ無傷でした。強い、丈夫なオリーブだと思いました。
実が熟していくときの色の変化が最も美しいオリーブでした。
枝から実が離れやすい性質があるため、簡単に実が落ちてしまってたのだけが唯一の難点でした。
ルッカ
少し虫に食われた実がちらほらありましたが、おおむねきれいでした。
去年に続き、今年もあまり新枝が出なかったので、来年はあまり収穫は望めません。
今年実がなったのは、去年、この木がうちに来る前に出た枝にでした。
虫の被害があまりないし、丈夫なオリーブだなと思いつつ、収穫後に木の様子を見てますと、こんな葉っぱを発見しました。葉の裏に、何かの卵がびっしりです!
フラントイオ
葉は少し虫に食われましたが(たぶん、スズメガの幼虫に)、実の方の被害はわずかでした。
去年地植えにしたこの木の、今年の成長ぶりはハンパなかったです^^
今年の収穫高は少なかったですが、新枝がたくさん出たので、来年に期待です。
コロネイキ
葉も実も虫にひどくやられ、実は3分の1くらいだめになりました。何の虫かはわかりません。
両隣に別のオリーブの植木を並べて置いてあるのに、コロネイキだけが被害に遭いました。
葉っぱが柔らかいので、そのせいかなと思ったりもしたのですが、実もかなり食われたので(果肉がほとんどなくなっていたものもありました)、それだけではないかもしれません。虫の発生は一時的なものでした。
来年は、よそのオリーブの木の受粉のお手伝いに出張予定です。
チプレッシーノ
チプレッシーノの葉はスズメガの幼虫に好かれます。今年もよく食べられてました^^;
枝の先の方の葉が、そんなに多くはありませんが、ハマキムシにやられていて、実が食われていたのはハマキムシの仕業だったのではないかと思ってます。誰かかじったのか?と思うほど、派手に食われている実がいくつかありました。
ペンドリーノ
虫の被害はほぼなかったように思います。実は小さいですが、ほぼ無傷で、収穫量も多かったです。
隔年結実の種類ということなので、来年の収穫はあまり期待できないと思います。
明るい緑から黄緑色になって、その後わりと一気に黒っぽい紫に色が変化しました。
ブルーム(果粉。果皮表面の白い粉状の蝋物質)で覆われた実が、なかなか絵になる美しさでした(一番上の写真)。
収穫が終わって、オリーブの木から実がなくなってしまい、風景が寂しくなってしまったのは少し残念ですが、来年は、花はたくさん咲くか、花の時期に雨は降らないか、夏はよく日が照って暑くなるか、実はたくさんなるか、などなど、すでに今から心配したり楽しみにしたりしてます。