焼きたてのトーストにオリーブオイルをつけて食べるとおいしいですね~。
温めると香りも立つので、オリーブの青い清々しい香りで気分も良くなります。
おいしいオリーブオイルとおいしいパンがあれば、朝から幸せです。
オリーブオイルをパンにつけて食べるというのを私が初めて知ったのはそんなに昔のことではありません。
2007年の晩秋、たまたまマテーラに滞在していた時に教えてもらいました。
搾りたてのオリーブオイルをもらい、どうやって食べたらいいのか?と尋ねると、パンにつけて食べたらいいと言われ、「ふーん」と、とてもオリーブオイルには見えない、くすんだ黄緑色のにごった液体を眺めつつ、ただパンにオリーブオイルだけをつけて食べておいしいのかな~??なんて思ってました。
でもせっかくもらったのでとりあえず試してみたのですが、その青臭い爽やかな香りと、とにかくスパイシーな辛味というか、えぐみにびっくりしてしまいました。
そして、その辛味に思いっきりむせました。
それまでに食べたことのあるオリーブオイルとは別物で、全然油という感じがしないし、本当においしかったんです。
それから今まで、朝食の食パンにはオリーブオイルをつける一辺倒です^^
ただ、イタリアでもいつもそんな風に食べているのかと言えば、私はあまりそういう光景は見たことがありません。
マテーラの人々の食生活を観察していて、パンにオリーブオイルだけをつけて食べるというのを見るのは、搾りたてのオリーブオイルを食べるときだけです。
その年のオイルの味見をするために、パンに新オリーブオイルをつけて食べるのです。
マテーラやイタリアだけでなく、ヨーロッパの食事パンは小麦粉と塩と水で作られているそうで、日本の食パンのように、牛乳やバターやマーガリンなどが入っていないので、オリーブオイルの味がよくわかるのだと思います。
2017年 ルカニアで直輸入しているオリーブオイルです | ||||
ドン・ジョヴァンニ |
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ヴィリデ 750ML |
ラチェルトーザ |