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マテーラのパンができるまで(パン屋の1日)− 3

マテーラのパンができるまで

マテーラで1番大きな薪の窯があるパン屋さん(Pane e Pace)で、マテーラのパンを作っている様子を見学させてもらいました。

大体午前1時過ぎ、4時半、8時と3回マテーラのパンを焼きます。

マテーラのパンを焼く過程の空き時間に、別のパンを焼きます。今日は、別のパンを焼いている様子です。

前回の記事(マテーラのパンができるまで − 2)の続きです。

 

 

0時40分。近所は全て寝静まっているようです。灯がついているのはここだけです。

家の正面の真ん中にドアがあり、その上に窓が一つあるというのは、サッシの住宅と同じデザインです。

パーネエパーチェ正面

 

窯のある工房はとても広く天井も高く、仕事がしやすそうです。

この丸い天井もサッシの住宅と同じです。

パンをこねる

 

マテーラのパンの焼き上がりを待っている間に別のパンも作ります。

これは少量の生地をこねるための機械です。

マテーラのパンだけ特別でデュラム小麦を使いますが、他は強力粉です。

パンをこねる機械(小)

 

小さく分けた生地をこの機械に通すと、伸ばされてくるっと丸められて出て来ます。

パンを伸ばす機械

 

くるっと丸められた生地を伸ばしてドーナツのようなフリセッラにします。

フリセッラは乾パンで、6ヶ月は保存できます。このままガリガリ食べてもおいしいですが、本来の食べ方は、軽く水で濡らして柔らかくし、オリーブオイル、トマト、オレガノで調味します。ナポリでもよく食べられています。

カラブリアやプーリアのレッチェなどに有名な全粒粉のフリセッラがあるそうです。

マテーラはカンチェッラ(複数はカンチェッレ)が名物です(写真はこちら)

フリセッラ

フリセッラを成形する

 

ブリオッシュ作成中。生地を三つ編みのように編んで行きますが、その仕事が早い早い!

そもそもこれの焼きたてを食べたいと思ったがために、朝まで見学することに… 

ブリオッシュ作り

 

フォカッチャです。エキストラバージンオリーブオイルがたくさん使われていました。

フォカッチャ

フォカッチャ

黙々とフォカッチャ調理中。

フォカッチャ

 

4時15分、業者の人がビール酵母の配達にやって来ました。

早い!

ビール酵母

 

フォカッチャの準備が整いました。

フォカッチャ

ピザかと思ったら、違うと言われました。

ここにもエキストラバージンオリーブオイルが使われます。

フォカッチャ

 

窯の中の灰を掃除機で吸い取り掃除をします。

薪窯

 

4時35分 2回目のパンの前にフリセッラやピザやブリオッシュが入ります。

これはフリセッラを窯に入れているとこです。

薪窯

 

フリセッラが焼かれています。5分で取り出し、半分に切って再び焼かれます。

フリセッラ

フリセッラ

 

とうとうブリオッシュの番です。

ブリオッシュ

 

ブリオッシュが焼き上がりました。

焼きたてのブリオッシュはおいしさよりも熱さが勝ちました。

パンの焼きたては真面目に熱っつい!です。やけどをしてしまいました(≧ω≦)

お腹が空いてて、がっついたのが良くなかったです ^^;;

ブリオッシュ

 

ピザみたいなパンも焼き上がりました。

焼く前はピザみたいでしたが、フォカッチャでした。

フォカッチャ

小さいフォカッチャです。

フォカッチャ

マテーラのパンが長い時間窯の中に入っているからか、他のパンの焼き時間が短過ぎるような気がしてしまいます。

5時10分 最後のフォカッチャが焼き上がりました。

 

 

5時半。外はすっかり明るくなり、2回目のパン(マテーラのパン)が全て窯に入りました。

6時頃から徐々にお客さんがやって来ます。

パーネエパーチェ

 

 

2017年 ルカニアで直輸入しているオリーブオイルです
EXVオリーブオイル「ドン・ジョヴァンニ」250ML缶 EXVオリーブオイル「ドン ジョヴァンニ」250mlビン入り EXVオリーブオイル「ドン ジョヴァンニ」500ml缶入り EXVオリーブオイル「ヴィリデ」750mlビン入り

ドン・ジョヴァンニ
250ML
1,382円

ドン・ジョヴァンニ
250ML
1,501円

ドン・ジョヴァンニ
500ML
2,484円

ヴィリデ 750ML
3,740円

ラチェルトーザ
750ML
3,061円

搾油所 ラチェルトーザって??