オリーブの収穫シーズンですね。
わが家のオリーブ(植木鉢で育てている小さい木ですが^^;)は今年は豊作で、10月の初旬と、11月1日との2回に分けて収穫しました。
今は、なかなか色付いて来ない実がまだ少し残っています。
ディベンガさんからも、収穫と搾油の仕事が順調に行っているという便りが届いています。
収穫の様子を撮った動画を送ります~♫、というメールが来てから早3週間近くになりますが、一向に届きません^^;
忙し過ぎて、そんな余裕はないようです。
ディベンガ農家は、自家用の搾油所を持っているので、オリーブの収穫だけでなく、オイルにする仕事もあるということで、この時期は倍忙しいという事ですね。
家族総出で働いて、プラスこの時期手伝いの人を雇います。
写真の2人は、搾油所担当です。
左はポーランド人で、オリーブ収穫の時期だけ、ディベンガ農家を手伝いに毎年ポーランドからやって来て、住み込みで働きます。
もうベテランだそうです。
右は地元の若者で、ポーランド人から仕事を教わっている所です。
収穫は朝から夕方まで、搾油所は朝6時から夜中の12時くらいまで機械を動かすそうで、仕事は交代で行います。
去年ディベンガさんの自宅にお邪魔した時、テーブルの上に書類やファイルが積んであって、その横のパソコンの前で次男のクラウディオさんがブツブツ言っているので何かと思ったら、その日に収穫したオリーブの量を、毎日申告しないといけないそうで、パソコンに入力して送信した画面を指差しながら、仕事が多くて大変だとぼやいてました。
そういう仕事があるということは、私はその時まで知りませんでした。
毎年オリーブ農家を訪ねる度に、また法律が増えた??と思うことが多いのですが、「エキストラバージンオリーブオイル」を騙った偽物のオリーブオイルだとか、イタリア製を騙った他の国で作られたオリーブオイルだとか、が摘発されたり、またオリーブやぶどうの栽培はEUから補助金が出るので、その補助金を狙って栽培しているフリをしたりだとか、悪いことをする人もいるらしいので、正真正銘イタリア産のオリーブオイルを守るため、法律がたくさん増えて行くのでしょうか。
家族経営の小さな農家なので、なんでもかんでも自分たちでしないといけないので、仕事は種類もたくさんあって大変そうです(ちなみに、ラベルの絵は、次男のクラウディオさんの奥さんが描いたものです)。