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100歳まで元気に美しく

南イタリア ポテンツァで会った元気で陽気なおじいさん

このあいだの土曜日のTV番組「世界ふしぎ発見」は、100歳まで元気に美しく生きる方法というタイトルで、黒柳徹子さんの元気の秘密を探るというような内容でしたね。

番組内で取り上げられていたギリシャのイカリア島というのは、死ぬことを忘れる長寿の島と呼ばれるほど、元気で長生きの方が多いらしいのですが、そこでの食事や人々の暮らし方に元気で長生きの秘訣があるようです。

この島での食事は野菜や豆やチーズが多いそうです。地中海型食生活ですね。

イカリア島のお年寄りが、よく食べ、よく喋り、よく飲み、よく笑って、とても楽しそうしている様子が紹介されていましたが、よく食べ、よく喋って満足すると、セロトニンという、幸せホルモンとも言われる神経伝達物質が出ます。
セロトニンは自律神経やホルモンバランスを整え、精神を安定させ、満足感や落ち着きを与えます。
セロトニンがよく働くと、ストレスに強くなり、安眠できるということです。

セロトニンはアミノ酸のトリプトファンが原料となるそうですが、トリプトファンを多く含む食品は、チーズ、赤身の魚、豆、アーモンドなどで、それをリズミカルによく噛んで食べることも、セロトニンを分泌させるひとつの方法だそうです。

また、腸も大切で、腸は第二の脳と呼ばれ、ほかの臓器に指令を出す働きがあるとのことです。
腸の状態を良くすれば、幸せな気分になり、記憶力も高まるそうです。

90歳を過ぎた男性が、しっかりした足取りでさっさと山に登って行き、畑仕事をしている様子が映っていました。
自分で作った野菜をサラダにして、これまた自家製のオリーブオイルをたっぷりとかけて、赤ワインを飲んでお昼ごはんです。
オリーブオイルには、ポリフェノールとオレイン酸が多く含まれ、血管を若返らせる効果があると説明がありました。
腸を健康にするには塩分を控えて野菜を摂ると良いそうです。生野菜のサラダにオリーブオイルをかければ、オリーブオイルが調味料となって、塩気も減らせるので、まさに腸を健康にするのにもってこいですね。

イカリア島の人にあやかって、いつまでも元気でいたいものです。